青島読書日記

読書感想というか日記

02048 2020年6月30日にまたここで会おう 瀧本哲史伝説の東大講義

 

 

 

確か東京ドームの文教堂

「これ面白そうだよ〜良さそうだよ〜〜」

と言って勧めて夫君に買わせた本。
あれから存在を忘れていて読んでいなかたのだけれど

昨日なんとなく思い出して、今日読んだ。
こんなにも何かをやらなければと思わせてくれる本なんて

なかなか出会えないのではないか?
何かって、何?って話なんだけど…。
人に奪えないもの、自分の人生。

私の人生って一体何なんだろう。
好きな人と一緒にいて、

好きなものを食べて、

好きな音楽を聴いて映画を見て、
本を読んで優雅にのんびり生きていくのが理想。
今は当初の予定120%越えの達成率を保ったまま生活している。
当初とは、どんな人生がいいか考え始めた大学生の頃のこと。
大学生になって、

せっかく1年(無駄に)浪人して入らせてもらった大学なんだから、
絶対に人より楽しまなきゃ(勉強しなきゃではないところが残念)、

絶対後悔しないような4年間にしなきゃと思ってせっせといろんなことをした。
これは何度も何度も書いてることなんだけど、
本当にいろんなことをしたよ。
着物関連はうどん屋、振袖屋、着物レンタル屋と3つ経験した。
社会人になってからの問屋も合わせると4つ。
私は着物が好きで(別に着てないけど)

ずっと携わりたくて諦められなかったけど、
やっぱり難しかった。
これからも何かチャレンジするかもしれないしわかんないけど、
でも身銭切って色々やってよかったなってずっと思ってる。
他にもいろんなことをした。
意識が高かったかというと全然そんなことはなくて、
隠キャの酒飲みだっただけなんだけど、
とにかくやりたいことは全部やったし、

いつか私にしかできないことをやるんだと思っていた。
でも今は何もやってないんだよね。
職場から帰ってきてリングフィットとフィットボクシングやってシャワー浴びてご飯作って食べて片付けて本読んで寝てるだけ。
保育士の資格を取る計画は進んでいるし、

放送大学で単位もとっている。
何もしてないわけじゃなくて、

何となくその先の未来を見てはいるけど、
6年前(もう6年も前なの!)の20歳の私の思い描いてた未来ではないんだよね。
さっき書いたみたいに今の私のこの優雅な生活、
鰹と昆布で出汁をとる生活はもう120%満足ありがたやなのは確かなんだけど、
それでもこういう本を読んだ後は、
私は他に何ができるんだろう、何がやりたいんだろう、

とこうやってパタパタキーボードを打ってしまうのよね。
フリック入力ではなくてさ。

 

(ところで最近はスピッツの夜を駆けるにはまっていて、
つべのライブ映像とともによく流している。
スピッツ、最高じゃない?
私もずっと誰もいない市街地で君と遊んでいたいのよ。
別に何をするでもなく、夜に、二人でずっと遊んでたいだけなんだよね。
もうそういう胸がきゅってなるようなことはなかなかないの、わかってるんだけど、
でもそういうこと、何度も何度も経験できてよかったなと思っているのよ。
学校サボって晴海埠頭でお弁当箱広げたことも、
居酒屋で出会った知らないおじさんとお兄さんと朝まで読んでた本について語り合ったことも、
バイト先のバーのカウンターの中で本を読んで時間を潰したことも、
磔磔で開演前に三島由紀夫の『行動学入門』をビール片手に読んだことも、
始発で行った熱海の温泉の脱衣所のゴミ箱にその日別れた恋人に借りた本を捨てたことも!!!
振り返ると私のすばらしい日々は大体が本と一緒なんだな…。
(すばらしい日々PVの奥田民生氏かっこよすぎないか?)
これからもずっとこうやって音楽を聴いて本を読んで好きな人と一緒に遊んで暮らしていたい)

 

この先何年かの展望は一応決まっている。
資格を取ること、勉強すること、あとたくさん本を読むこと。
やりたいことのいくつかの計画は立っていて、少しずつ進んでいる。
20歳の頃に想像していた未来と今は全く違う。
でも今もとっても楽しいのよ。
ありがたいことにお金はそんなに困ってなくて、勉強できる余裕もある。
やりたい事、大きい事じゃないけどなくはなかった。

今やりたいこととできることをしよう。
高校生の時にね、担任(国語教師)に「今時代小説(壬生義士伝)を読んでいる」って言ったら
「時代小説なんて年寄りになってから読みなよ」って言われたの今も根に持ってるんだよね。
高校生の時に読む壬生義士伝と年寄りになってから読む壬生義士伝て受け取り方きっと絶対違うもん。
読みたい時が読み時だし買いたい時が買い時だしやりたい時がやり時で
それをする時がそれをするのにいちばんベストなタイミングだと思うんだけれども!?!?
高校1年生の時に担任むかつく!って思ってからずっとそう思って

思い立ったが吉日で生きている。
もう10年も。
そう思うとまゆちゃんに対する反骨精神のおかげで今日もなんとか生きてるのかもな!笑
だんだん年をとっていってさ、

新しい事に手を伸ばすのが億劫になったとしても、
あの時の気持ち忘れないでいたいな。
つまんない大人になんてなりたくないよ。