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読書感想覚書

一介の本の虫大学生の雑記

01161 私と踊って/恩田陸

小説

 

私と踊って (新潮文庫)

私と踊って (新潮文庫)

 

 



 久々に恩田陸読んだ。

これは、高校生の時に地元本屋でコツコツ貯めたポイントを、

もう高校最後でこの路線使わないしここの本屋は来ないだろう〜さみしいけど〜ということで全部使って買った、思い出の一冊。

あれから割と5年くらいの歳月が経って、やっと、やっと読んだよ。

これはわたしの好みではない方の恩田陸だな。

はは。

 

 恩田陸好きなんだけど、

好みのやつと好みでないやつの差がとても激しいんですよ。

読んでて、あっこれ違うかもって思いつつ、

途中で投げ出さずに全部読んじゃうところ、

恩田陸の書くものの面白さっていうのは重々承知の助なんだけれども、

ああああああこれほんと好き!!!!!ってなるくらいのやつと

時たま出会うのでそれくらいないと素直にこれ面白い方の恩田陸だって言えない。

時々死ぬほど面白くて夜も眠れなくなるの。

楽しいよね、あれ。

その、え、全然寝てる場合じゃないんだけど。

授業とかでてる場合じゃないんだけど。

ご飯食べる暇ないんだけど。

なにこれ超絶面白いしにそう。

ってなる瞬間に出会う幸せを与えてくれる恩田陸ほんと好き。

だから偶に違くてもいいんだ。

そんな時もある。

そんな時もあるからそこ、あのハレが際立つんですな。

あれはほんとうにあっぱれで、ハレ。

のんびりおもしろい小説も好きだけど、

あの、上と外みたいななの、

なかなか巡り会うことはなくてとてもよかった。

今は上下巻で出てるみたいだけど、

あれはあの5冊くらいの分けて出された感じが誠によかったんでございますな。

ほんとに面白い本の記憶は面白いもので、

読んでる最中の自分の姿勢まで覚えてるものよ。

あの時の幸せを、また味わいたいものです。